光の贈り物〜⭐︎
2026.01.12
元日の朝から
見えない誰かが
そっと扉をひらき
小さな贈りものを
ひとつ またひとつ
差し出してくれる
蒸しパンのぬくもり
ドーナツの甘さ
「元気?」という声
久しぶりの再会の約束
それは
大きな奇跡ではなく
日常の中に溶け込んだ祝福
心は軽く
體はほどけ
笑顔が
理由もなくこぼれる
畑のかつお菜は
黙って育ち
御水は
今日も静かにめぐり
「足りないもの」は
もう どこにもない
あるのは
今 ここにある ありがとう
そして
受け取ることを許した やさしい心
世界は
いつも こんなふうに
あなたを愛していたのだと
今になって 思い出す


