昨夜は、アイスランド西岸の北大西洋上航海中のシアターにて、アクロバットショーが披露されました。その時の事を詩にしてみましたよ。
【宙の舞】
紐はただの糸ではなく
空と地をつなぐ光の綱
男女の影は
翼を持たぬ天使となり
宙を自在に遊ぶ
柔らかな身体は
水の流れのように曲がり
火の炎のように舞い踊る
その瞬間
わたしのまぶたは重くなり
意識はふわりと手放され
夢と現の境を越えてゆく
見上げれば――
空中の舞は祈りであり
魂を運ぶ舟であった
半分の眠りに沈みながら
わたしは知る
「これもまた、夢航海のひと幕」と。